開催地情報

学会長の薦める会場周辺の観光案内

(1)鳥羽市

会場:会場の鳥羽国際ホテル自体が鳥羽市の観光スポットの一つです。本館入り口を入った右手のティーラウンジは眺めも良好で、ここのチーズケーキを求めて立ち寄るフアンが多いようです。懇親会および土曜日のランチョンセミナーでも出させていただきます。また本館1階のレストランシーホースは眺めが抜群の上、比較的良心的な値段で海の幸たっぷりのエピキュリアン料理が楽しめます。かつてはエリザベス女王が来日の際に会食されたそうです。

ミキモト真珠島:鳥羽駅より徒歩5分のところにあります。真珠王・御木本幸吉はここで真円(まるい)真珠養殖に世界で初めて成功しました。その名の通り橋で陸続きになった小さな島です。「Mikimoto」は世界で最も有名な真珠ブランドで、外国人が伊勢・志摩地方にやってきた時には必ず訪れる場所です。例えば、かのジェームズ・ボンドもイアン・フレミングの小説「007号は二度死ぬ」(早川書房)でここを訪ねています。ミキモトブランドの真珠が展示・販売されている他、真珠養殖加工の実際や海女の実演も見ることができます。数千万円もする真珠製品の数々もご覧ください。

鳥羽水族館:日本で最も有名な水族館の一つです。オーソドックスな水族館の形態をした旧館と海底にいるような錯覚を起こさせる水槽などの施設が充実した新館とからなってきます。私立の水族館でありながら、水族についての研究が全国的に高く評価されており、山下(カニ)、寺町(貝)コレクションは見ごたえがあります。真珠島の近くにありますので島と館のセットで訪れるのもよいかと思います。

鳥羽湾めぐり遊覧船:鳥羽駅前の佐田浜港に乗り場があり、風光明媚な鳥羽湾をミニクルーズできます。遊覧船は鳥羽湾内を一周し、真珠島に寄港後に佐田浜港に戻ります。真珠島で下船すると水族館・真珠島の観光に便利です。鳥羽湾には大きな島が点在しており、各島では漁業が盛んです。佐田浜港からは答志島、菅島、坂手島、神島に定期連絡船が出ており10〜40分程度で渡ることができます。神島は三島由紀夫の「潮騒」の舞台であり、椎名誠の「わしらは怪しい探検隊」(角川書店)では彼らが初めて天幕生活をした場所です。また荒俣 宏は答志島、神島をはじめ鳥羽市内を舞台にした「絶(たえ)の島事件」(角川書店)を書き、その主人公は会場のホテルに宿泊していることになっています。これらの島に渡り島の生活を味わうのも一興でしょう。学会参加前にこれらの本を読んでいただくのも、また楽しいのではないでしょうか。

(2)鳥羽市周辺:

[1] タラサ志摩ホテル&リゾートは有名女優もしばしば、ここを訪れるという噂です。タラソテラピーを売り物にした静かな海辺のリゾートホテルです。タラソテラピーとはいわゆる女性に人気のエステです。エステと食事を対にした日帰りコースもあるようですから、同伴の奥様や女性の先生方はここでリフレッシュしてください。

[2]志摩スペイン村(パルケエスパーニャ)は奥志摩にあるテーマパークです。日本に居てスペインの情緒を味わえるのがうたい文句です。最寄りの駅は近鉄志摩磯部(鳥羽から約20分)です。

[3]大王崎は志摩地区第一の漁師町です。荒々しい太平洋に面した岸壁の上に力強く立つ白亜の大王崎灯台は、我々の古くから抱いている灯台のイメージそのものです。灯台を中心とした町並みや石段は(故)小津安二郎監督が「東洋のニース」と評したそうで(褒めすぎだと思いますが)、どこから見ても絵になります。ここには、絵を書く人々が多数集まり、絵描きの町としても知られます。また映画「君の名は」「浮草」「喜びも悲しみも幾年月」等の撮影地もあります。

[4]志摩半島のイメージは本学会のポスターにもあるように、入り組んだ美しいリアス式海岸と青い海に浮かぶ真珠養殖の筏です。それを満足させるのが英虞湾です。奥志摩にありますが、とくに茂登山や横山から眺める景色は絶景です。的矢かきは、日本で初めて無菌養殖に成功しました。学会期間中はかきが最も大きく成長し、美味な季節です。学会会場近くには浦村かきと呼ばれるかきの養殖産地もあります。英虞湾に面して全国的にフランス料理が有名な志摩観光ホテルが存在します。お値段もそれなりにお高いですが、ちょっと贅沢にという方にグルメツアーはいかがでしょうか。奥志摩には近鉄も利用出来ますが、レンタカーを利用する方が便利でしょう。

(3)伊勢市

伊勢神宮:伊勢まいりは昔から全国的に行われていましたが、特に江戸時代になり爆発的な流行となりました。「おかげ参り」「抜き参り」「伊勢講」など個人や団体で日本中の人たちが我も我もと伊勢神宮に参詣しました。本来は内宮と外宮を総称して伊勢神宮といいますが、伊勢神宮というと一般的には内宮を指す場合が多いようです。伊勢詣では外宮から内宮の順に参詣するのが一般的ですが、外宮は規模も小さく周囲にも観光ところがないため、観光目的には内宮のみにいかれるのがよいでしょう。内宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭ってあり、五十鈴川の流れる広大で荘厳な境内にヒノキと萱ぶきの素朴な社が存在します。あまりに素朴すぎて期待はずれに感ずる向きもあるでしょう。内宮の入り口の宇治橋の手前から北側の道路に沿っては「おはらい町」と呼ばれ室町時代から栄えた町で、ここに赤福が中心となって内宮周辺の再開発を行った「おかげ横丁」という昔の町並みが保存されています。内宮参詣後には、おかげ横町に立ち寄って、赤福餅の赤福本店や伊勢うどん、松阪牛の牛丼の店などに寄って一息つくのも、良い思い出となるのではないでしょうか。日本一の伊勢神宮にまだ一度も参詣されていない方はこの機会におたちよりください。伊勢市と鳥羽の間にある五十鈴川駅からバスまたはタクシーが便利です。

二見浦:伊勢市と鳥羽市との中間に存在します。縁起ものや一月のカレンダーなどでみかけるしめ縄を渡した夫婦岩が売り物です。古臭いと思われがちですが海に面した参道を歩いて夫婦岩のそばまでゆくルートは、これはこれで風情があると思います。

伊勢志摩国立公園内には様々な名所があります。学会のあとにもう1泊、ガイドブック片手にお楽しみ下さい。会場からのアクセスなど、当日会場におりますスタッフにお気軽にお聞き下さい。

(本案内は会長の薦める観光案内をもとに事務局で編集いたしました。)

伊勢志摩観光案内 http://www.ise-shima.com/main/rink/
伊勢市観光案内 http://www.ise-kanko.jp/html/kotsu/kotsu.html

鳥羽、伊勢志摩・三重の味どころ

 三重県は伊勢湾.太平洋に面し、海の幸が豊富です。伊勢志摩は内湾・外洋ともに漁場が豊富で、海の幸の宝庫です。また、日本で一番有名な松阪牛もあり、山海の幸がとっても素晴らしいところです。伊勢詣でのなごりで、お餅を中心とした甘味もあります。さあ、皆様は何を目的に食されますか?
 伊勢鳥羽地区の食事処は、ガイドブックなどでご覧いただくか、会場での案内を参考にしてください。

海の幸

 伊勢志摩の海の幸といえば、伊勢海老.アワビ.牡蠣(かき)が有名です。隠れた名産はふぐです。

伊勢海老 伊勢海老はいまや全国どこでも手に入るものとなりました。伊勢海老の養殖はできず、天然ものばかりなので、漁獲も減っており、値も高い傾向にあります。数年前に三重大学生物資源学部が伊勢海老のふ化養殖に成功し、稚魚を放流できるようになり、近い将来に漁獲が増えることを祈っています。刺身やフレンチで召し上がることが多いでしょう。

アワビ 伊勢志摩のフランス料理の代表的素材です。刺身はコリッとした歯ごたえです。お土産には、伊勢関谷の「参宮あわび」が柔らかく煮しめした密封品として販売されています。

牡蠣 日本で初めて無菌かきを生産した英虞湾の佐藤養殖場の的矢かきが有名です。学会期間中には大ぶりのかきがでまわるでしょう。鳥羽近くには浦村産のかきがあり、こちらも美味です。

サザエ 醤油をたらしたつぼ焼きの香りについつい足を止めてしまいます。鳥羽駅周辺では露店もでています。

ふぐ 伊勢湾はふぐの漁獲量日本一で、下関や東京に多くおろされます。知られざる穴場です。当地では安乗(あのり)ふぐと呼ばれ、比較的安く食せます。

その他、伊勢志摩特有のもの
大アサリ アサリですが、蛤よりずっと大きく、5cm以上のものもあります。焼き貝で。
あっぱっぱ(あっぱ貝) ホタテ貝に似た2枚貝で、奥志摩の名物です。焼き貝で。

海の幸の有名な「フレンチ」レストラン

志摩観光ホテル「ラ.メール」0599-43-1211 賢島 全国に名高いフレンチの美食ホテルです。とくにアワビ料理は有名です。近鉄賢島駅下車、送迎バス。鳥羽より約20分。

鳥羽国際ホテルメインダイニング「シーホース」 学会会場のレストランです。エピキュリアン料理は素材にこだわった料理の数々です。ブイヤベースも有名です。(懇親会に出す予定)

グリル片山 伊勢市0596-25-1726 お手頃な価格で非常に美味なフレンチを提供されます。伊勢市駅、宇治山田駅近くですが、住宅街内にありますので、お問い合わせ後に。

ボンヴィヴァン 伊勢市0596-26-3131

山の幸 どうしても松阪牛!!

 松阪までは電車で30分弱です。本場で松阪牛はいかがですか?

高級店 和田金(すきやき・あみ焼き) 牛銀本店(すきやき・あみ焼き) 三松(ステーキ) の3店が有名です。予約は忘れずに。あみ焼き(半人前しか提供されないことが多い)の後すき焼きが一般的です。(2万円/人)程度の予算を見込んでください。

 和田金 0598-21-1188

 牛銀本店 0598-21-0404

ステーキハウス三松 0598-21-1411

牛銀にはレストラン形式のお店「洋食屋牛銀」があり、お手頃の値段で提供しています。

B級グルメ

 予算は??という方、B級グルメ、裏松阪と呼ばれる焼き肉店があります。七輪での焼き肉は最高です。非常に手頃なお値段で十分に満足いただけます。ただし、臭いがつきますので、スーツは御法度です。閉店が早いので注意下さい。

 宮本や(松阪駅裏)0598-51-4569

 一升びん 0598-26-4457 など

伊勢志摩の地方料理

伊勢うどん 伊勢のうどんはちょっと変わったうどん。太くてやわらかいうどんに真っ黒なたれですが、色のわりにからくありません。たまりと呼ばれる濃い醤油を使っています。初めて食べる方は戸惑うことがあります。たれを麺によく絡めて召し上がってください。懇親会でも出す予定です。

 ちとせ 0596-28-3879宇治山田駅徒歩数分

 七越茶屋 0599-26-3690 鳥羽駅徒歩3分 など(予約不要)

てこねすし 志摩地方の発祥の漁師が船上でつくっていたカツオのズケ丼のようなチラシすしです。懇親会でも出す予定です。

 すし久 おかげ横町(伊勢神宮前)など (予約不要)

お菓子

赤福 全国のお土産売り上げNo.1に輝く伊勢神宮の定番です。会場の休憩処でお出しします。ほうじ茶とともにどうぞ。

虎屋ういろ ういろは名古屋で有名ですが、伊勢の虎屋の生ういろは名古屋でも人気が高い和菓子です。弾力がありながら歯切れがよい。本店は伊勢市駅徒歩5分、作り立ての熱々は貴重です。鳥羽駅構内でも買い求めできます。

 その他、たくさんの和菓子があります。二軒茶屋餅、へんば餅、神代餅、太閤出世餅、利休饅頭、しおさい餅、などなど。いくつの饅頭に出会えるでしょうか?

伊勢志摩だけ??

サメのかわ さきいかの様にサメをみりん干してある。かるくあぶって。おかげ横町などで。

きんこ 志摩特産の干し芋。非常に柔らかくおいしい。

伊勢たくわん 少しひなびた感じの沢庵です。



問い合わせ先:514-8507 三重県津市江戸橋2-174
三重大学医学部耳鼻咽喉科学教室 間島雄一 (事務局担当 湯田厚司)
TEL 059-231-5028  FAX 059-231-5218
E-mail
jibika@clin.medic.mie-u.ac.jp

Last Update :2006.1.17
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