第38回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第38回
日本耳鼻咽喉科
免疫アレルギー学会

会長 大久保 公裕
(日本医科大学大学院 医学系研究科
 頭頸部感覚器科学分野 教授)

この度、第38回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会・学術講演会を2020年2月27、28、29日の3日間、日本医科大学が担当で開催させていただくことになりました。大変光栄であるとともに身の引き締まる思いを感じております。この学会は日本医科大学の故奥田稔名誉教授が中心となり設立され、当時まだ学会ではなかった第1回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー研究会を昭和58年2月新宿セブンシティーで開催しております。今回は日本医科大学耳鼻咽喉科学教室として、37年ぶり2度目の主催になります。そして日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会としては最後になる学会となりました。2021年の本学会は日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会と統合して、新たな歴史が始まります。2018年11月23日にその奥田稔先生がご逝去され、日本における耳鼻咽喉科学における免疫リサーチの進歩をテーマとする本学会、最後の日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会をお見せできなかったのが残念です。本学会はこれら種々の意味を込めて「耳鼻咽喉科免疫・アレルギー学、新時代の始まり Beginning of the new Era」と題して、日本の若手研究者からの基礎研究を中心とした一般演題の発表を重要視しています。多くの若手医師、研究者の演題をお願いしたく思っています。

 さて本学会を「日本発、耳鼻咽喉科免疫・アレルギー学、新時代の始まり Beginning of the new Era」と題しましたので、2018年にノーベル賞を取られました京都大学、本庶佑教授のもとで研鑽を積まれた日本医科大学先端医学研究所細胞生物学分野の岩井佳子教授に免疫チェックポイント分子であるPD-1の発見から治療まで広く、特別講演としてお話を頂戴します。またアジアのアレルギー性鼻炎のリサーチをけん引するシンガポール大学のWang De Yun教授には招待講演として、「アレルギー性鼻炎の治療」についての国際的スタンダードの招待講演をお願いしました。

 アレルギー性鼻炎に対するアレルゲン免疫療法は2014年のスギ花粉症に対する舌下免疫療法の開始で、注目を集めていますが、皮下免疫療法としては歴史も古く、古典的な治療法かもしれません。これを最新の話題も含めて、「アレルギー性鼻炎の免疫療法の現状と将来」と題しシンポジウムを企画します。治療の歴史から明らかになっている効果、副作用から新たな免疫療法も誕生していく事と思います。このシンポジウムでは現状の問題点、そしてそれの解決に向けた未来へのアレルゲン免疫療法についてお話させて頂ければと思っております。パネルディスカッションとしては「腫瘍免疫の基礎から臨床まで」などのテーマを考えております。

 他にも膠原病や内耳免疫などの教育講演、モーニングセミナー、イブニングセミナーなどの企画、そしてランチョンセミナーを学会理事の先生方のご意見も頂戴し、企画させて頂きます。本学会でも講演、ポスターの一般演題とは別に発表時間の少し長い奨励賞を応募しています。第6回目の最後の学会奨励賞であり、是非若手研究者には応募してほしいと思います。そして厳しい本学会理事の審査を受けて、奨励賞を勝ち取って欲しいと思っております。

 会場のパシフィコ横浜は先生方よくご存じの学会の聖地であり、元町、中華街など横浜の名所も近く、便利な場所です。場所も広いので、ゆったり本学会を楽しんで頂くことが出来ると思います。会員懇親会は2日目夜に会場隣の横浜グランドインターコンチネンタルホテルで開催します。美味しい食事、飲み物をご用意しますので、沢山の会員の先生方に来て楽しく懇親を深めて頂ければ幸いです。

 第38回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会・学術講演会に向けて、先生方をお招きするために日本医科大学耳鼻咽喉科学教室員一同、精一杯準備を重ねております。是非、学会に足をお運び頂き、先生方とご一緒に耳鼻咽喉科免疫・アレルギー学、新時代の始まり Beginning of the new Eraを、最後の日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会として実感できればと思っております。ご参加のほど、宜しくお願い申し上げます。