第37回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第37回
日本耳鼻咽喉科
免疫アレルギー学会

会長 河田 了

第37回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会総会ならびに学術講演会を平成31年2月7日(木)~9日(土)に大阪市のホテル阪神にて開催させていただきます。日本耳鼻咽喉科学会の分科会のなかで最も活発な学会の一つである本学会を主催させていただくことに対して、本学会の理事長をはじめとする役員各位および会員の皆様に心より御礼申し上げます。また伝統ある本学会の会長を務めさせていただくことに、責任の重さを痛感しております。
 さて本学会は日本耳鼻咽喉科学会の分科会のなかで、最も基礎研究を重視した学会です。名称は「免疫・アレルギー」ですが、最近の演題を見ると腫瘍から炎症まで、幅広い基礎研究分野を含んでいます。大学院生を中心とした主に若い世代の先生によって基礎研究が行われていることが多いですから、本学会も若いエネルギーがみなぎっています。「過去」基礎研究に打ち込んできた「年配」の先生も研究に没頭した日々に一時タイムスリップできるという特典もあります。
ところで、本邦における基礎研究離れが気になります。初期臨床研修の必須化からさらに今回新しい専門医制度が開始されることになって、基礎研究の開始時期が遅くなることが危惧されます。加えて、初期臨床研修での大学離れの結果、基礎研究に興味をもつ可能性のある最初の2年間を失っています。そのような状況の中でも、臨床家における基礎研究の価値や重要性については異論のないものと確信しています。実験手技がますます高度化し、内容も細分化されているなか、臨床家である耳鼻咽喉科医がどのような目的で、どのような立ち位置で基礎研究を推進していくかを考える必要性に迫られていますが、臨床家における基礎研究がなくなることはないし、なくしては決してならないと考えます。臨床の少しばかりの疑問から発展する研究は少なくなく、それは臨床家でなければできない事柄であると思います。
 本学会では実際研究中の先生、それを指導している先生、さらには「元」研究者、多くの方々が積極的に参加され、議論を盛り上げていただきたいと思います。
 大阪は「北」も「南」も随分様変わりしました。我々の専門分野である「感覚器」を駆使して楽しんでいただきたいと存じます。皆様のお越しを心からお待ちしております。