日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会事務局

理事長ごあいさつ :日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会

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ごあいさつ

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 このたび黒野祐一前理事長から伝統ある日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会の責任ある職務を引き継ぐこととなりました。本学会がさらに発展するように全力をつくしますので、皆さま方のご協力とご支援を心よりお願い申し上げます。


 さてこの学会は、1983年に研究会が発足し、1991年に学会に昇格いたしました。本邦におけるスギ花粉症の報告は1964年ですが、急速に患者が増えるとともに、疫学、予防、発症機序解明、治療法の開発が必要になりました。それとは別に免疫学の進歩は著しく、多くの基礎研究が免疫学と関連するようになってきました。主にこの二つの要因から、本学会が発足したと聞いております。現在では、日本耳鼻咽喉科関連学会の中で、臓器や疾患によって構成されている他の学会とは異なり、アレルギー、免疫、感染、炎症、腫瘍など様々な耳鼻咽喉科疾患を区別せずに網羅している特徴があります。さらに基礎研究では、先端的な免疫学の手法を用いた研究が多く、耳鼻咽喉科医のみならず、基礎研究者や企業なども注目しています。また基礎研究を生かしたトランスレーショナルリサーチや医師主導型の臨床研究も本学会から沢山生まれています。本年度保険適応となる舌下免疫療法もその代表例です。


 私自身は、医師になった1年目、昭和62年3月の第5回大会から参加しております。現在の私は、本学会で育てていただいたと言っても過言ではございません。自由に質問できる空気があり、当時の助教授や講師の先生方に果敢に挑んでいった思い出があります。もちろん撃沈もいたしました。若い先生の中には、本学会の敷居は高いと言われる先生もおられます。かなりレベルの高い研究が必要で、質問も厳しいと。しかし実際はそうではありません。私の最初の発表は、腫瘍マーカーでした。現在なら数百例が当たり前、複数の項目を多変量解析し発表するのが通常ですが、当時40例ほどの症例で4項目(IAP、a1 anti-trypsin、Ferritin、CEA)と言った全く一般的なもの陽性率、変動を報告したに過ぎません。今思うとなんとレベルの低かったことだろうと思います。それでも毎年学会に参加していると、自分の研究レベルも徐々に上がってまいりました。医師にとって学会とはそういうものだと思っております。若い先生方、何も恐れることはありません。誰でも最初からレベルの高い報告ができるわけではないのです。最初は未熟でも、学会で他の先生の研究を聞き、論文を読むことで、どんどんレベルはアップしてきます。論文ではわからないことが、発表を聞くと容易に理解できたり、その先生と話をすることで新たなテーマが生まれてきたりします。ぜひともその様にして本学会を使って欲しいと思っております。今回から学会の企画として奨励賞を作りました。5人の新進気鋭の先生方が、本当に素晴らしい発表をされました。次回からはもっと対象者を増やし、奨励賞受賞者1名、それに次ぐ賞を作る案もあがっています。どうぞ皆さんどんどん応募していただきたいと思います。


 学会は若い力が絶対に必要です。まだまだ若い理事長ですので、どんどんお声をかけていただきたいと思います。そして皆さんとともに楽しく、実験結果を待つようなワクワク感で、学会抄録を読んでいただけるような学会にしたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

2014年2月吉日
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会
理事長 藤枝重治

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